こんにちは。
私の名前は脇野悩子。
私には、名前の通り、脇に悩みがあるんです。
今日は、その悩みをみなさんに打ち明けようと思います(;´∀`)
私の名前は脇野悩子(わきの なやみこ)。
32歳。
主婦。
子供2人。
どこにでもいる至って普通の主婦だけど、私には人に言えない大きな秘密があるんです。
その秘密を抱えながら、今までひっそり暮らしてきました。
その秘密とは・・・
ワキガ(ワキガという言葉は嫌いで使いたくないけど・・・)・脇の黒ずみ・脇毛が濃いということ。
悲しいかな、脇の悩み全てを持ち合わせています。
脇毛が濃いというか、手足も顔も、全身毛深いんですけどね。
でもそんな私も結婚して、子供を授かることができました(*´∀`*)
そんな私の生い立ちを少し・・・。
私の家族構成
ワキガの父と、ワキガではない母の元に生まれた長女。
兄もいるが、兄もワキガ。
子供二人ともに、父のワキガが遺伝してしまった・・・。
脇のにおいに気づき始めた高校時代
高校時代は、テニス部に所属していました。
わりと強い強豪校で、練習は厳しかったんです。
みんなで汗を流し、来る日も来る日も練習に明け暮れていました。
練習が終わると、狭い部室でみんなで着替え。
そんな中「うん?なんかくさい!?」
自分のニオイに少し気づきながらも、練習後の部室は女子の更衣室とは思えない環境だったから、そこまで気にすることなく制汗剤やデオドラントシートを使って汗の処理をしていました。
全てに絶望を感じた大学時代
この頃には、自分はワキガであることをはっきりと自覚していました。
でも、そんな私も大学生活に大きな期待と喜びを抱いていたんです。
友達3人で電車通学を始めた私。
そこで衝撃的な出来事に遭遇しました。
朝の満員電車内で、男の子グループの方からツーンと鼻をつくような酸っぱいニオイがしてきたんです。
すると友達の1人が、
「くさっ!!!このニオイはワキガのにおいだ!あの人からにおってくる。ワキガの人って自分で気づいてないから・・・」
っと、次々に罵倒し始めました。
(普段はとても優しい友達なんですけどね!)
私は1人話に入ることもできず、それどころか「私、臭ってないかな!?」と無性に不安になり、もし友達にバレたらこんなにも批難されるんだと怖くなりました。
このやりとりが毎朝電車内で繰り広げられるのを聞いて、どんどん自分の体が嫌になり、両親に「どうして私はワキガなの?こんな体に生まれたくなかった!」とひどい言葉を放っていました。
夏が近づくにつれ、友達といる時もニオイのことばかり気になって、全く楽しむことができませんでした。
いえ、冬でも服の中で脇は蒸れ、わきがはにおいます。
ワキガとは、1年中付き合わなければいけないものだと知りました。
また、「ワキガの人は自分で気づいていない」
っという話をよく聞きますが、ちゃんと気づいている人もいます。
特に女子は誰にも相談できず、一人で悩み、常にニオイのことばかり気にしているんです!
とりあえず、脇毛が生えていると余計にくさいということは聞いたことがあったので、ひたすらカミソリで剃り、残った毛を毛抜きで抜いていました。
彼氏ができた23歳
そんな私にも、彼氏ができました。
それと同時に、脇のケアにもいっそう力を入れました。
人よりも濃くて多い脇の毛を、カミソリと毛抜き、両方使って処理をしました。
制汗剤でニオイもガードしました。
彼には何が何でも気づかれないように、最善の努力をしました。
しかし、この努力が脇を傷つけていたとは・・・
「脇の黒ずみ」
デリケートな脇の皮膚は、過度のケアで傷つけてしまい、目に見えてわかるほど黒くなってしまいました。
私がアトピー体質なことも関係あったのかもしれないけど・・・。
彼と初めて距離を縮めた夜、緊張と同時に気になったのは脇のニオイと黒ずみ。
これに気づかれてしまうと振られてしまう。
そう、脇の悩みを抱えている女子は、いつなる時も、脇の心配をしているんです。
彼にカミングアウト
彼と付き合い始めて約1年たった夏、私は彼に脇の悩みを全てカミングアウトしました。
とてもとても、勇気のいることでした。
それを聞いた彼の反応は、
「え!?そうなの??」
「今まで全く気づかなかった。」
っと、驚いていました。
そして、「そんなこと関係ないよ。そうだったとしても、俺は悩子のことが好きだよ。」
と言ってくれて、嬉しくて泣きました。
自分が気にしているほど、相手は気にしていないということがあったんです!
結婚と出産
それから4年後、私は彼と結婚し、2人の子供を授かることができました。
私の全てを受け入れてくれた旦那には、とても感謝しています。
私は、あの時、旦那だったから打ち明けようと思えました。
わかってくれる人は必ずいます!
アトピー体質で、ワキガ・脇の黒ずみ・脇毛が濃いという3大コンプレックスを持った私でも結婚することができたんだから、、、
ただ、子供の1人は耳垢が湿っています。
なので、その子が大きくなってワキガが発症した時、私と同じように悩み、「何でこんな体に生んだの!」と今度は私が批難されるでしょう。
でも、私は親から命をもらい、幸せに暮らしています。
たとえワキガだったとしても、両親の元に生まれてきて良かったと思っています。
命があるからこそ、こんな私を受け入れてくれるパートナーを見つけることもできたし(*´∀`*)
そして、今こうやって脇のことで悩んでいる人に自分を打ち明け、一緒に克服していこうと言える自分もいます!
子供達にも、元気でいられることへの感謝を忘れず、自分のコンプレックスと前向きに向き合っていけるように育てていきたいです!
今は、手術や注射、薬や永久脱毛で、脇の悩みを解決することもできるので、、、
60歳という若さで亡くなった父も、脇の悩みを受け入れ、前を向いていけるようになった私をみて、喜んでくれていると思います。
まだまだ、私も子ども達との関わり方など勉強しなくっちゃ!
悩みを持ったみなさん、一緒にがんばりましょう(ノ´∀`*)